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[ 盗作・盗用問題 ] 盗用問題で考える「送り出す側」の質

HIGHWAY61の件オレンジレンジの件で扱った盗用問題ですが、作り手の行為が問題なのは当然としても、それを送り出すレコード会社の質の低下の方が、問題としてはより大きいように思えます。

しばらく前にテレビで手品の暴露番組が流行った際にも、同じような事を感じました。
マジェイアの魔法都市案内

テレビ局もレコード会社も、大勢に何かを発信する、という点や、CDの売り上げ枚数であるとか視聴率などといった「数字」を追求するという点で共通しています。
ミュージシャンの盗用も、マジシャンのネタ暴露も、非常に安易ですが、「数字」作りには効果のある手法だろうとは思います。
実際に、盗用疑惑のミュージシャンの行為に対しても、ネタを暴露したマジシャンの行為に対しても、賛否はともかくとして話題にはなったわけですから、マーケティングとしては成功...したでしょう、きっと。

しかし、作品の善し悪しでも好き嫌いでも無い、それ以外のところで話題に「する/した」わけですから、最初から作品の質が良くないと言っているのと同じです。
そのような質の低い作品を送り出すことは、送り手であるレコード会社やテレビ局そのものの質が低いと見なされても仕方がありません。
ですから、本来なら話題に「なる」前に、面子をかけて、送り手であるレコード会社やテレビ局がストップをかけるべきだったと思うのですが、実際にはそうはなっていないところをみると、チェックできない能力面での質の低下と、数字さえできれば良いという意識面での質の低下の両方が、問題を大きくした原因のように思えます。

マジェイアの魔法都市案内さんのページで紹介されているテレビのディレクターさんは、作り手としても送り手としても素晴らしいと思います。
が、往々にして若く経験不足な作り手が、彼と同じレベルの意識を持つことなどできる訳もなく、だからこそ、知識も経験も豊富な送り手が、若い(といってもHW61などは30越えてますが)作り手をフォローしないといけないと思うのですが.....
電車男とその便乗ネタといった安易な企画が続くような現状では、送り手に期待するのは酷なのかもしれません。

投稿者 Kobito : 2005年05月29日 05:33

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