小沢民主党代表の辞任騒動は辞意撤回で決着しそうな気配。
この件は、報道が印象づけたがっている民主党内部の統率がどうこうで起きたのではなく、批判のみを繰り返す報道に対する目くらまし目的の花火だと思っている。
むしろ、単なる目くらましではなく、何をしても非難される状況を逆手に取った一石二鳥狙いの大花火とさえ思っている。
一羽目は、当然ながら大連立がらみで不当に非難される状況の打破。
二羽目は、安倍辞任→自民党総裁選と続いた自民党が注目される流れを断ち、民主党に注目を向ける事。
三羽目は、組織としての危機管理能力の誇示と、問題点のあぶり出し。
等々、花火がでかいだけに、狙えるなら何羽でも狙おうとしたパフォーマンスのように見えるし、この数日の状況を見る限り成果は上々といったところでは無いだろうか。
まず一羽目については、辞任表明した事で無責任などと非難されはしたが、辞任を表明しなければしないで、党首としての自覚だのなんだのと非難されるのは火を見るより明らかなので、この点は痛くも痒くもない。
むしろ、形だけでも一連の騒動の責任を取るとして辞任を表明したのだから、見ようによっては小沢側に分があるとも言える。
二羽目は間違いなく成果が出ている。
小沢頼みしか選べない民主党は情けないだの頼りないだの言われるのはマイナスかも知れないが、それはもともと言われていた事なので大したダメージにはならない。
三羽目は、党首の辞任という危機に対して、いたずらに混乱するのではなく、早期に態勢を整え事態の解決を図れる組織であることを外部に示せた、という見方をするならプラス。
当中央と地方組織の間で、連絡が行き届いてなかったらしいので、例えばこういう問題を洗い出せただけでもプラスだろう。
以上は素人の浅知恵/後知恵に過ぎないが、さらに、この混乱に乗じて離反するような腰の据わっていない議員のあぶり出しであるとか、先の参院選での大勝利に浮かれる議員たちへの威嚇だとか、いろいろ付け加える事もできるだろう。
民主党にとっては、短期でマイナス、中長期的にはプラスといったところ、と見ているのだが。
投稿者 Kobito : 2007年11月07日 02:39




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