2005年12月27日
フォローが遅くなっってしまった。
パンクやロックなどを手掛ける新人バンド、HIGHWAY61のデビュー曲「サヨナラの名場面」が、シンガー・ソングライター、中島みゆき(53)の「ファイト!」の盗作だとしてネット上を騒がせていた問題で、HIGHWAY61の所属レコード会社、ワーナーミュージック・ジャパンは23日、同社HPに謝罪文を掲載。同曲と同曲を収録したアルバムの発売を中止したと発表した。
SANSPO.COM - HIGHWAY61、中島みゆき「ファイト!」を盗作していた
当然の結末なのだが、あまりにも遅すぎる。
良くも悪くも注目された段階でならまだしも、疑わしい(どころか限りなく黒い)モノを売りつづけておいて、いまさら販売停止・回収といったところで、週単位でヒットチャートが入れ替わる時代にマイナーバンドが何ヶ月も前にリリースしたCDなど棚に残ってもいないだろうし、残っていたとしても店からすれば「不良在庫」。
たいして懐が痛まないタイミングで、「ポーズだけとって幕引き狙い」という本音が見え見えだ。
投稿者 Kobito : 00:23
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2005年10月06日
病巣は広い。
集英社は5日、同社発行の文芸誌「すばる」8月号(7月6日発売)に掲載された作家篠原一さんの小説「19℃のロリータ」が、漫画家楠本まきさんの漫画「致死量ドーリス」(1998年、祥伝社刊)と類似し著作権上の問題があるとして、6日発売の同誌11月号に楠本さんと読者へのおわびを掲載することを明らかにした。
asahi.com:漫画と内容酷似の小説掲載 集英社「すばる」でおわび
人間である以上、不可能なことは不可能なのだ。
おわびは「読者の皆様へ」と題し、読者から「19℃」が「致死量」に類似していると指摘を受け、検討した結果、「看過できる程度でなく類似しており」「事前のチェックが至らなかったことを深く反省」する、としている。
事前のチェックが至らなかったと言うが、それにも限界があるだろう。
パクリを「干せ」とまでは言わないけれど、出版する側が毅然とした姿勢を示さなければ、容認されたと受け取る不届き者が現れないとも限らない。
事前チェックの重要性は変わらないが、それをすり抜けさせてしまった後の対応こそが、より重要なのだと思う。
...それにしても、なんで音楽業界は素直にごめんなさいが言えないのかねぇ。
投稿者 Kobito : 21:12
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2005年10月05日
avexが「のまネコ」の商標登録を取り下げたことで、なんとなく「勝ち」ムードが漂っているが、本当にそうなのだろうか。
Matzにっき(2005-09-30)のコメント欄でまつもと氏が
* Avexがflashをプロモーションに使った英断は評価したい
* 商標登録を行ったのは現在の商習慣から考えると不自然ではない
* でも、コモンズの私物化とみなされたのもしょうがない
* 誤解を解くためには「モナーの利用は制限されない」という宣言で十分だったと思う
* だから商標登録を取り下げる必要まではなかったと思うが、別に取り下げることに反対ではない
* でも、収録中止は最初の「英断」を無にしてしまうので残念だ
と書いているが、私も概ね同意見だ。
そのそもの発端であるFlashムービーは、どう言い訳しても著作権(?)を侵害していたのは明らかで、それに対するavexの「大人の対応」は評価すべきだろう。
だからといって「公共のモノ」と見なされるモノを専有しようとしたことを不問にできるわけでは無いし、まつもと氏の言う「商標登録を行ったのは現在の商習慣から考えると不自然ではない」には同意はするものの、やはり「すべきではなかった」と考えている。
登録するにしても、「モナー」の権利者が不詳であれば、せめて2chと事前に交渉していれば、「祭り」を招く事も無かったと思うのだ。
ブームのうちに「喰えるだけ喰おう」としたために手間を惜しんだからか、明確に「モナー」を強奪する意思が有ったのかは分からないが、今回の判断ミスとその後の手際の悪さで急激に悪化したブランドイメージの回復には、多大な出費と時間が必要になるだろう。
理想を言えばMatzにっき(2005-09-30)の本文にある通り、
しかし、ここはコモンズであることを前面に押し出して積極的に利用し、ついでにその成果物を文化として還元してもらえた方がwin-winの関係が成立して望ましかったのではないかと思う。
のだけれども、ここまで騒ぎになってしまっては、掘られた溝が埋まるとは思えない。
今回の騒動では、ネットの側から「ネット発のキャラクターの不正使用」を糾弾した訳だが、発端となったFlashは「楽曲を不正使用」しており、avexの権利を侵害していたのだから、ネットの側もavexの事をいえた義理では無いはずだ。
一方的に悪役にされて(なって)しまったavexが、「ネット上での不正利用との共存」ではなく、「ネットでの権利侵害の監視強化」キャンペーンを行ったとしても不思議では無い。
「モナー」を取り返したのはいいが、「ネット上での監視・規制強化」を招いて、結局損をするのはネット側...というのは心配し過ぎだろうか。
投稿者 Kobito : 22:17
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2005年10月04日
何かと批判は受けていても、通すべき筋を通すところは流石だね。
「週刊金曜日」(北村肇編集長)は4日、時事通信社と共同通信社の配信記事をそれぞれ盗用していたとして、両社に文書で謝罪した。
asahi.com:「週刊金曜日」が共同、時事通信の記事盗用 両社に謝罪
それにひきかえレコード会社の某社は....
読者からの指摘を受け、内部調査をした結果、ライターが無断利用を認めた。
〜中略〜
同編集長は「いかなる理由であれ、契約していない通信社の記事を無断で使ったのは盗用と指摘されてもしかたがない。10月7日号で、詳しい経緯を明らかにし、改めて謝罪したい」と話している。
通すべき筋は通す。
見習いたい姿勢である。
投稿者 Kobito : 22:12
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いろいろと懸念されていたが、「米酒」の商標出願も取り下げられたようだ。
エイベックス・グループ・ホールディングスが図形商標を取り下げるとしていたキャラクター「のまネコ」について、実際に商標登録出願した有限会社ゼンは3 日、図形商標「米酒」(商標出願2005-69972)の登録出願を取り下げる手続きを行なったと発表した。同社サイトで明らかにした。
INTERNET WATCH::有限会社ゼンが「のまネコ」の図形商標「米酒」を出願取り下げ
しかし、avexが企んだ「他人が育てたキャラクターを不当に専有して大儲け」は阻止できてはいない。
不当に専有することを止めただけで、不当に使用することを止める訳ではないのだから、火はまだ消えそうにない。
avexが公式に「パクりでした」と認める訳がないのだが、先の公式見解自体が「悪いとは思ってないが、騒がれたので止めた」というトーンで、これで反省しているとは思い難い。
大勢が「モナー」と「のまネコ」が”同じモノ”と見なしている中で、いくら「正当だ」と主張しても虚しく響くだけだし、CDにFlashを添付するのを止めると言ったところで、一過性の「ブーム」で一通り行きわたった後では駆け込み需要で売上げが上がる可能性こそあれ、Flashの有無で売上げが大きく変わることもないだろう。
以前の「
タカラのギコ猫問題」と異なり、具体的に商品展開を行っているのだから、商標を取り下げただけで収まりがつくとは思えないのだ。
この件で問われたのは、avexという企業のモラルだと認識しているが、社会的にも大きく取り上げられてしまい、レーベル所属の歌手の盗作疑惑にまで火が広がりつつある以上、avexは「他人が育てたキャラクターを不当に専有しようとした事」および「他人が育てたキャラクターで不当に儲けようとした事」について、何らかの答えを出す必要がある。
仮にavexがこの件で上げた収益から「キャラクター使用料」を2chに支払ったとしても、それで一件落着する段階はとっくに過ぎてしまっているように思えるのだが、どう「おとしまえ」をつけるつもりなのだろうか。
投稿者 Kobito : 10:00
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2005年10月01日
当然といえば当然のことなのだけど。
結論から言いますと、現在CDに特典としてつけているマイアヒ・フラッシュを今後はもうつけないことにしようと思います。また、「のまネコ」の図形商標の登録出願を有限会社ゼンに中止してもらおうと思います。こうすれば、多くの方々が共有財産として楽しんでいる「モナー」等について、私たちが何らかの権利を持っているかのような誤解を完全に払拭できると考えたからです。
http://ecweb1.avexnet.or.jp/sa4web/050930info.htm
イメージを悪化させつづけるのは拙いとようやく気付いた、というよりは、問題が大きくなってしまって引くに引けなくなったavex側にとって、ひろゆきからの公開質問状は「渡りに舟」だったのだろう。
すぐに折れたら対面上の問題もあるので、時間を置いてみた...と。
少々言い訳が苦しいのと、のま猫ビジネスを止めるとは言ってない事が気になるが、この辺りは改めてエントリを起こすことにして、まずは感想を。
投稿者 Kobito : 03:27
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2005年09月29日
「紅蜥蜴のモモヨ」が、のまネコ問題について記事を書いていたらしい。
音楽でのインスパイアは、キーやアレンジ等を少し変えれば見えにくくなる。
それで指摘されないできたのかもしれないが今回のキャラは違う。映像という
のは怖いもので、その問題点が顕になってしまうのだ。
【日刊デジタルクリエイターズ】 No.1831 インスパイアーされたネコ
「紅蜥蜴のモモヨ」という名に、妙な甘酸っぱさを感じてしまうのは、十代の頃によく目にしたからだよなぁ(遠い目)。
上に引用した文、「エイベックスの音楽はインスパイヤで出来ている」としか取れないのは、友人の日記で紹介されていたサイトの影響...だけではないだろう。
http://blog.goo.ne.jp/horobiyo/e/e5c3d4f41b46df6d68bbdcdd4512de7c
投稿者 Kobito : 00:11
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2005年09月27日
タコですか。
http://2ch.net/nomatako/

http://2ch.net/nomatako/1.jpg
2chという「場」はあまり好きではないけど、こういうユルさが嫌いになれない理由だな。
2ch公式「のまタコ」グッズ商品化はまだっぽいが、
のまタコ新聞さんの依頼で商品化された「のまタコTシャツ」は既に発売を開始している。
http://clubt.jp/clubt/9.2/clubt_1374/
...30半ばの中年太りのおっさんが着るのは流石にイタすぎるし、対avex抵抗活動の資金になるわけでもなさそうなので購入は見送り。
投稿者 Kobito : 00:11
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2005年09月13日
なんとなく触りそこねてた「のま猫」ねた。
http://nomorenomaneko0.tripod.com/
http://www.bmybox.com/~studio_u/nomaneko/
「のまネコ」問題とは、 avexの「のまネコ」というキャラクターが「ギコ」「モナー」「モララー」「しぃ」などのAAキャラクターに酷似しており、 AAキャラクターが企業や個人によって権利を独占的に利用されてしまうのではないか、という問題のことです。
放っておいたら、結構面白いことになってたのね。
関連URL
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/news/20050913k0000e040065000c.html
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50049020.html
http://www.tanteifile.com/tamashii/index3.html
オレンジレンジ、大塚愛、HW61など、ここ最近盗作だのパクリだのといったネタに挙がる「アーティスト」が多いような気がする。
若い「アーティスト」の意識がユルいんだと思っていたが、「業界」そのものの意識がユルんでいるようだ。
私は、音楽業界がCCCDだのを導入してみたり、P2Pを警戒したりするのは別に悪いことではないと思っていた。
現行の著作権制度を完全肯定する訳ではないし、音楽業界の保身めいた姿勢に疑問を抱かないわけでもないが、タダで手に入るのに馬鹿らしくてカネなんて払うかよ、みたいな卑しい連中が少なからず存在するのも事実。
たとえInternetの普及と拡大で危うくなった「旧態依然とした業界構造の維持」という本音が見えかくれしても、建前である「著作物」と「著作者の権利」の保護は必要かつ重要な事だと思っていたからだ。
自らは価値を生み出さず、著作者に依存することで成り立ってきた業界だからこそ、「著作物」と「著作者の権利」について(過剰は困るが)過敏であるべきで、今回の騒動のような「著作物」と「著作者」の権利をないがしろにする行為に対抗する事がCCCDの目的では無かったか。
明らかに不正であるのに、「インスパイアされて」などと口先で逃げるなど、主張してきた「著作権保護」を自らは遵守する意思が無いと表明したに等しいだろう。
他者の権利を尊重できない者が、自らの「著作物」と「著作者」の権利を尊重しろと主張しても聞き入れられるわけが無い。
今後、自社の所属アーティストの楽曲に「インスパイアされた」酷似した楽曲が現れた場合にどう対応するつもりなのか。
あまりにもユルすぎる。
今回の騒動について、avexの所属アーティストm.o.v.eの木村氏のBLOGでも取り上げられているが、avexの所属アーティストのメンバーでありながら、明確にavexを批判し、圧力を受けながらも意見を取り下げない姿勢は称賛に値する。
批判の内容も至極真っ当であり、avexの担当社員のみならず、著作権関連で話題になったアーティストと関係者は、熟読し反省すべきであろう。
http://blog.livedoor.jp/dubbybudda/archives/50062168.html
創作者はいかなるときも誇り高く、
そして創作されたものは美しくあるべき。
勿論、過ちは誰もが犯すことですので
それを認めることは恥ずべき姿勢ではないと思います。
投稿者 Kobito : 23:26
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2005年06月05日
[ 盗作・盗用問題 ] 罪と罰。盗用問題で考える「受け取る側」の質
盗用問題で考える「送り出す側」の質で、「安易な企画が続くような現状では、送り手に期待するのは酷なのかもしれません。」と書き、「作り手」「送り手」を非難した。
しかし、安易な企画がまかりとおるのは、「受け取る側」がNoを言わないからだ、ということを忘れてはいけない。
「受け取る側」が質を求めれば、当然ながら「作り手」「送り手」も上質なものを提供するようになる。
「受け手」が質に敏感なら、「作り手」「送り手」も質に妥協できないから、より良いものを追求するようになり、それは連鎖していく。
安易な企画がまかり通るということは、「作り手」「送り手」が「受け手」をナメて、質を妥協しているということだが、それを招いたのも許しているのも「受け手」の側に非がある。
ヴィトンやロレックスなどのいわゆる「ブランド」メーカーや、メルセデス・ベンツやBMWなどの高級車メーカーは、日本では主にイメージが優先されているが、そのもともとの「イメージ」を作り上げたのは質の良さによるものだ。
近年では翳りがあるように思えるが、「Made in JAPAN」が外国製と比較して「質が高い」とされてたのだってそうだ。
いつだって「それ以上」を求める「受け手」の要求に答えられない「作り手」「送り手」は、淘汰されるしかない。
「ブランド」メーカーや「Made in JAPAN」の評価が高いのは、「受け手」の要求に答え続けたからこそ、だ。
それは、「受け手」が「作り手」「送り手」を育て、「作り手」「送り手」が「受け手」を育てるという、良い関係の例とも言えるだろう。
レコード会社やTV番組製作を、「ブランド」メーカーのように育てず、むしろ意識を堕落させたのは、彼ら「作り手」「送り手」と悪い関係しか築いてこなかった「受け手」である我々すべての罪だ。
そして、バンドが盗作することも、安易な二番煎じや焼き直しが多いのも、すべて「受け手」である我々に課せられた罰なのだ。
しかし、その罰をただ受け入れてしまうのでは、いつまでたっても「作り手」「送り手」との関係は改善されない。
「パクリだ」「盗作だ」と、あまりヒステリックになるのも如何なものかとは思うが、黙っているよりは何倍もマシな行為だろうとも思っているし、これらの声が「彼ら」に届き、関係が改善される日が、そう遠くではないと期待してもいる。
そのときには、いま話題になっているような『盗作問題』も昔話になっていることだろう。
投稿者 Kobito : 03:02
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2005年05月29日
[ 盗作・盗用問題 ] 盗用問題で考える「送り出す側」の質
HIGHWAY61の件やオレンジレンジの件で扱った盗用問題ですが、作り手の行為が問題なのは当然としても、それを送り出すレコード会社の質の低下の方が、問題としてはより大きいように思えます。
しばらく前にテレビで手品の暴露番組が流行った際にも、同じような事を感じました。
マジェイアの魔法都市案内
テレビ局もレコード会社も、大勢に何かを発信する、という点や、CDの売り上げ枚数であるとか視聴率などといった「数字」を追求するという点で共通しています。
ミュージシャンの盗用も、マジシャンのネタ暴露も、非常に安易ですが、「数字」作りには効果のある手法だろうとは思います。
実際に、盗用疑惑のミュージシャンの行為に対しても、ネタを暴露したマジシャンの行為に対しても、賛否はともかくとして話題にはなったわけですから、マーケティングとしては成功...したでしょう、きっと。
しかし、作品の善し悪しでも好き嫌いでも無い、それ以外のところで話題に「する/した」わけですから、最初から作品の質が良くないと言っているのと同じです。
そのような質の低い作品を送り出すことは、送り手であるレコード会社やテレビ局そのものの質が低いと見なされても仕方がありません。
ですから、本来なら話題に「なる」前に、面子をかけて、送り手であるレコード会社やテレビ局がストップをかけるべきだったと思うのですが、実際にはそうはなっていないところをみると、チェックできない能力面での質の低下と、数字さえできれば良いという意識面での質の低下の両方が、問題を大きくした原因のように思えます。
マジェイアの魔法都市案内さんのページで紹介されているテレビのディレクターさんは、作り手としても送り手としても素晴らしいと思います。
が、往々にして若く経験不足な作り手が、彼と同じレベルの意識を持つことなどできる訳もなく、だからこそ、知識も経験も豊富な送り手が、若い(といってもHW61などは30越えてますが)作り手をフォローしないといけないと思うのですが.....
電車男とその便乗ネタといった安易な企画が続くような現状では、送り手に期待するのは酷なのかもしれません。
投稿者 Kobito : 05:33
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2005年05月25日
[ 盗作・盗用問題 ] オレンジレンジの盗作疑惑もチェックしてみた
HIGHWAY61の中島みゆき盗作の件は、現在のところ公式コメントも出てないようだし、このままバックレるつもりのようですな。
HIGHWAY61盗作の件で、オレンジレンジが引き合いに出されてたりするので、流れでチェックしてみた。
オレンジレンジパクリ糾弾サイト
アンチ オレンジレンジまとめ
俺もロコモーションを最初に聴いたとき、タイトルといい曲調といい露骨にロコローションまんまだよな、とは思ったけど、メンバーがパクリが基本みたいな事を言ってるのは知ってたから、そういうのを知らない連中が騒いでるんだろうくらいにしか思ってなかったんだよね。
実際に、オレンジレンジパクリ糾弾サイトさんは、「(盗用した)いいメロディだけの“ツギハギ音楽”は売れて当然」で、そういう「商品としての音楽」を売り出す「プロとしての姿勢」を糾弾するのが目的といった事をページに書いてるし。
そういうわけで、今までスルーしてたんだけど、チェックしてみて納得。
本人たちがパクリを口にしてんだから、権利関係もちゃんとしてるんだと思ってたよ。
パクリ元に対する権利関係の処理が怪しいんじゃ糾弾すべきだし、騒がれて当然だよな。
ただ、俺は全てがオリジナルでなければならない理由は無いと思ってて、センスさえ良ければ「継ぎはぎ」もアリだと思ってるから、オレンジレンジパクリ糾弾サイトさんの言う「プロがこれで良いとは全く思えない。」には賛同できない。
「コラージュ」・「フォトモンタージュ」は、まさに「継ぎはぎ」そのものを芸術表現として確立した手法だし、音楽における「サンプリング」(*)も同様で、継ぎはぐ原曲の選択センスや、継ぎはぎ方のセンスの善し悪しが評価点だったりすることを考えれば、「プロでもそれで良い」と言えると思う。
そういった目で見ればオレンジレンジのセンスは悪くないと思うし、俺自身が彼らのファンというわけではないけど、わりと高く評価してたりする。
で、HIGHWAY61に戻してみるけど、音楽性の違いは置いておいても、こいつらと比べちゃオレンジレンジに失礼だろ。
オレンジレンジの曲が「コラージュ」音楽だとしても、それでも聴けばオレンジレンジと分かる程度には「らしさ」があるように思えるし、それなりに「原曲とは似て異なるモノ」として受け取れもする。
けど、HIGHWAY61のは、あまりにも元のまますぎて「似て異なる別物」と受け取ることは出来ない、ってだけでもうダメ。
パンクが「ファイト!」ってのは面白いセンスだとはおもうけど、有頂天の「ドレミの歌」ほどのインパクトは無いし、オレンジレンジのゲーム音楽(疑惑)にも負けてる感じでダメ。
しかも、基本的には原曲のままのシド・ヴィシャス「マイウェイ」とか、有頂天の「心の旅」には「らしさ」を感じられもするのに、名曲にわざわざ手を加えた結果がアレなんだから...
ひょっとしたらオリジナル曲(あるのか?)は良いのかもしれないけど、あの曲だけの感想としては、
「プロがこれで良いとは全く思えない」
かな。
(*)参照先の
元の音源の所有者から承諾を得なければならない。
という一文に思わず笑ってしまった。
これさえちゃんとしていれば、オレンジレンジもHIGHWAY61も叩かれずにすんだのにねぇ。
投稿者 Kobito : 00:52
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2005年05月16日
[ 盗作・盗用問題 ] 遅ればせながら、中島みゆきの「ファイト!」盗作疑惑をチェックしてみた
しばらく前に、芸能ネタに興味の無いヨメが「中島みゆきのファイト!にすごいそっくりな曲があるの知ってる?」と聞いてきてて、HipHop系のトラックに使われでもしたのかと思ってたら、エラいことになってますな。
ファイト!★HIGHWAY61
実際に聴きくらべてみましたが、フレーズが部分的に酷似している程度ならまだしも、主要なメロディパートがこうまで重なり合ってしまっては、「ファイト!」の存在無くしてはあり得ない、と言いきっても良いくらい同じに思えました。
公式サイト「NAKAJIMA MIYUKI OFFICIAL SITE」によると、「ファイト!」は1983年発表のアルバムに収録されている古い曲ですし、中島みゆきの代表曲としてメディアに流れる機会も多いので、*仮に*問題のバンドは何の悪意もなく、過去に擦り込まれた「ファイト!」を無意識になぞってしまった、ということもあるかもしれません。
しかし、バンドの人間性や音楽性の善し悪しはどうでも良い事で、動機や経過がどうあれ中島みゆきの代表曲「ファイト!」と酷似する楽曲が録音され、販売されてしまった事実だけが問題なわけです。
つまり、パクリかどうかはこの際どうでも良くて、バンドをフォローする立場であるはずの事務所やレコード会社がスルーしてしまっている事が問題だと思うのです。
問題のバンドに「パクリバンド」のレッテルを貼ってしまったのは所属事務所とレコード会社の怠慢が原因で、自分のトコのガキ(バンド)の面倒も見れない事務所は「単なるピンハネ屋」でしかないと言うことと、著作権保護を重視してコピーコントロールCD(CCCD)を採用したこともあるレコード会社の本音が「売れれば著作権なんかどうでも良い」ということが、本件で露呈したのでは無いかと思います。
投稿者 Kobito : 23:16
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